【2022/9/8】公立図書館の充実を求める要望書(国会図書館宛)

令和4年9月8日

国立国会図書館長 吉永 元信 様

図書館友の会全国連絡会 代表 阿曾千代子
(住所省略)
その他賛同64団体

公立図書館の充実を求める要望書

私たちは公立図書館の振興発展を願い、全国各地で活動を行っています。

発足以来、総務省・文部科学省に公立図書館の振興を求める要望を行ってまいりました。

令和元年、公共図書館プロジェクトから活字文化議員連盟に託された提言『公共図書館 -「新しい公共」の実現をめざす-』により、公立図書館に国立国会図書館が果たす責務の大きさが改めて明らかになりました。

私たちは全国書誌情報の普及が公立図書館の発展にとって欠かせないと考えています。また、民間MARCの寡占状態は、限りがある予算のなかで図書の購入に充てる費用が減少するなど、図書館運営に大きな影響があると危惧しています。そして、公立図書館が所蔵する貴重な郷土資料や歴史文化資料の価値を見出し、研究し、広く発信するための人的体制や、デジタル化に向けた十分な予算が確保されることが必要です。

以上のことから、今回、大きく2つの課題について次のとおり要望します。

ご多用のところ恐縮ですが、9月30日までに図書館友の会全国連絡会に文書でご回答ください。

1 国立国会図書館法第7条の規定に基づき、公立図書館における全国書誌情報の活用を図るため、全国書誌情報と選書用近刊情報の普及・啓発を進めてください。

2 公立図書館が所蔵する貴重な資料のデジタル化について、公立図書館への支援を進めてください。

 

連絡先 図書館友の会全国連絡会事務局長 船橋佳子
(住所等連絡先は省略)

※代表および事務局長の住所等個は個人情報保護の観点よりホームページでの記載は省略させていただきます。ご了承下さい。 

>> 公立図書館の充実を求める要望書(国会図書館宛・PDF)