(以上、図友連事務局への到着順)
>>【2024/10/10】「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状 | とともれん活動報告 (totomoren.net)
10月15日公示、10月27日投開票の衆議院議員選挙に向けて、現在国会に議席を有する9政党に対して 公開質問状を提出しました。回答を 10月 20日までとしています。
各政党からの回答は届いた順に、本活動報告でお知らせいたします。
令和6年10月10日
(各会派名)御中
図書館友の会全国連絡会
代表 阿曾千代子
「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての 公開質問状
私たち「図書館友の会全国連絡会」は、全国各地で公立図書館の振興・発展のために活動を行っております。毎年、文部科学大臣と総務大臣へ要望書を提出するとともに、主として文部科学委員会、文教科学委員会議員の皆様のもとへお伺いし、提出した要望書の概要をお話し、お力添えをお願いしております。
皆様には日頃より、私たちの活動に深いご理解とご支援を賜り、感謝申し上げます。
ご承知のように、日本の公立図書館は先進諸国に比べ質、量ともに未だ低いレベルであるにもかかわらず、最近は、資料費や人員の削減ばかりか、指定管理者制度導入による民営化など、多くの問題に直面しています。また書店をめぐる状況も悪化していて、無書店自治体は27.9%、書店数は7,828に減少しています。1)
新しい活力のある社会を築くためには、迂遠であるように見えても、知力、文化力、技術力といった基礎的な力を身につけ、自らで考え、判断する力を持つ人間が育つ環境を整備することが重要です。そのような力が民主主義社会を支え、わが国の繁栄につながるものと考えます。
2023年6月、活字文化議員連盟は「公共図書館改革に関する決議」(2023)2)を採択し、図書館司書の抜本的な処遇改革の促進等を求めました。公共図書館の現状とその課題を示すとともに、将来に向けた考えを掲げています。
私たちはこの決議内容の実現に向け、皆様と一緒に活動していきたいと願っております。
つきましては今回の衆議院議員総選挙に当たって、以下の項目について貴党のお考えをお聞かせ下さい。(マニュフェストがあれば、その内容をお知らせ下さい。)
(1)公立図書館の振興・発展に関する政策、施策等について、お考えをお聞かせください。
(2)政策の中で特に「公立図書館の管理運営」について、図書館民営化(指定管理)の是非と、その理由についておきかせください。
(3)活字文化議員連盟の「公共図書館改革に関する決議」(2023)の下記5項目についてのお考えをお聞かせください。
(制度の検証と将来像の検討)
(1)公共図書館における市民サービスの向上に資するため、 会計年度任用職員制度、指定管理者制度の運用の効果と課題を検証するとともに、 「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」の見直しなど、公共図書館の将来を考える「公共図書館のあり方に関する協力者会議」を設置すること。
(図書館職員の待遇改善)
(2) 図書館職員の非正規雇用率を大幅に改善するなど、 雇用の安定にとりくみ、 同一労働・同一賃金の実現に努め、国・自治体の責務で司書研修等への参加を促すこと。
(誰も取り残さない読書環境を整える)
(3) 司書養成課程で読書バリアフリーに関する講義の機会を増やし、障害者サービスのエキスパートを育て、 その知識と技術のノウハウを蓄積し、 継承すること。
(4)全国の公共図書館に読書バリアフリー法が求めるアクセシブルな書籍の紹介コーナーを設置し、子どもたちが日常的に、 多様な読書媒体と出合える機会を整えること。
(公共図書館の図書購入は地域の書店から)
(5)公共図書館は、地域書店からの図書購入を優先し、装備作業は地域の福祉施設と連携して障害者の雇用拡大など循環型地域経済の施策を進めること。
ご多忙のところ大変恐縮ですが、10月20日までに、下記連絡先までメールにてご回答下さいますよう、お願い申し上げます。
なお、ご回答は当会ホームページ等で公開させていただきますことをご了承下さい。
何かご不明なことがございましたら、どうぞご遠慮なく連絡担当迄お問い合わせ下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
【参考】
「図書館友の会全国連絡会」HP
https://totomoren.net
注1)出版文化産業振興財団(JPIC)の報告による。2024年8月末時点。
「書店ゼロ」の24市、出版文化産業振興財団が公表 北海道芦別市や千葉県白井市など https://www.sankei.com/article/20240918-F25AYV3ISZIQPNQMBLRR37V2NU/
注2)公共図書館改革に関する決議 https://www.mojikatsuji.or.jp/wp/wp-content/uploads/2023/06/a1a46f185b9e4556cb90152cb9de42c1.pdf
【連絡先】 図書館友の会全国連絡会
事務局長 船橋佳子
(住所等省略)
※個人情報保護の観点より事務局の連絡先はホームページでは非公開とさせていただきます。お問い合せは図友連HP メールフォームよりお願いいたします。
>> 自由民主党(6/18)
>> 立憲民主党(6/21)
>> 日本共産党(6/22)
>> 公明党(6/22)
>> 国民民主党(6/23)
>> 社会民主党(6/23)
(以上、図友連事務局への到着順)
6月13日現在で6月22日公示、7月10日投開票が有力とされている参議院議員選挙に向けて、現在国会に議席を有する9政党に対して 公開質問状を提出しました。回答を 6月 23日までとしています。
各政党からの回答は届いた順に、本活動報告でお知らせいたします。
令和4年6月13日
(各会派名)御中
図書館友の会全国連絡会
代表 阿曾千代子
「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての 公開質問状
私たち「図書館友の会全国連絡会」は、全国各地で公立図書館の振興・発展のために活動を行っております。毎年、文部科学大臣と総務大臣へ要望書を提出するとともに、主として文部科学委員会、文教科学委員会議員の皆様のもとへお伺いし、提出した要望書の概要をお話し、お力添えをお願いしております。
皆様には日頃より、私たちの活動に深いご理解とご支援を賜り、感謝申し上げます。
ご承知のように、日本の公立図書館は先進諸国に比べ質、量ともに未だ低いレベルであるにもかかわらず、最近は、資料費や人員の削減ばかりか、指定管理者制度導入による民営化など、多くの問題に直面しています。
新しい活力のある社会を築くためには、迂遠であっても、知力、文化力、技術力といった基礎的な力を身につけ、自ら考え判断する力を持つ人間が育つ環境を整備することが重要です。
そのような力が民主主義社会を支え、わが国の繁栄につながるものと考えます。
2019 年 6 月、活字文化議員連盟・公共図書館プロジェクトは、「公共図書館の将来―「新しい公共」の実現をめざすー(答申)」を提出しました。その策定にあたっては、私たちもプロジェクトメンバーとして参加しました。答申では、公共図書館の現状とその課題を示すとともに、将来に向けた提言を掲げています。私たちはこの答申の実現に向け、皆様と一緒に活動していきたいと願っております。
つきましては今回の参議院議員総選挙に当たって、以下の項目について貴党のお考えをお聞かせ下さい。(マニュフェストがあれば、その詳細な内容をお知らせ下さい。)
(1)公立図書館の振興・発展に関する政策についてお考えをお聞かせください。
(2)「活字文化議員連盟・公共図書館プロジェクト」の「5つの提言」について、お考えをお聞かせください。
https://current.ndl.go.jp/node/38474
http://www.mojikatsuji.or.jp/policy/2019/06/27/3376/
ご多忙のところ大変恐縮ですが、 6月 23日までに、文書で下記連絡先まで、メールにてご回答下さいますよう、お願い申し上げます。
なお、ご回答は当会ホームページ等で公開させていただきますことをご了承下さい。
何かご不明なことがございましたら、どうぞご遠慮なく連絡担当迄お問い合わせ下さいますようよろしくお願い申し上げます。
【連絡先】 図書館友の会全国連絡会
事務局長 船橋佳子
(住所等省略)
【参考】
「図書館友の会全国連絡会」HP
https://totomoren.net/index.html
※個人情報保護の観点より事務局の連絡先はホームページでは非公開とさせていただきます。お問い合せは図友連HP メールフォームよりお願いいたします。