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【2016/6/17】「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状

図書館友の会全国連絡会は6月17日付で参議院選挙に際して『「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状』を現在国会に議席を有する政党に FAX、メール、郵送で送りました。

公開質問状を送りましたのは事前に了承を得た下記10政党です。回答が届きましたら、本活動報告でお知らせいたします。

  1. 自由民主党
  2. 民進党
  3. 公明党
  4. 日本共産党
  5. おおさか維新の会
  6. 社会民主党
  7. 生活の党と山本太郎となかまたち
  8. 日本のこころを大切にする党
  9. 新党改革
  10. 沖縄社会大衆党

平成28年6月17日

         (各会派名) 御中

図書館友の会全国連絡会
代表 福富洋一郎

 

「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての 公開質問状

私たち「図書館友の会全国連絡会」の会員は、全国各地で公立図書館の振興・発展のために活動を行っております。例年、文部省と総務省へ要望書を提出するとともに、主として文部科学委員会、文教科学委員会議員の皆様のもとへお伺いし、提出した要望書の概要をお話させて頂いています。日頃、皆様には活動に深いご理解とご支援を賜り感謝申し上げます。

ご承知のように、日本の公立図書館は先進諸国に比べ質、量ともに未だ低いレベルであるにもかかわらず、最近は地方公共団体の財政悪化により、資料費や人員の削減ばかりか、指定管理者制度導入による民営化など、多くの問題に直面しています。

新しい活力のある社会を築くためには、迂遠であっても、知力、文化力、技術力といった基礎的な力を身につけ、自ら考え判断する力を持つ人間が育つ環境を整備することが重要であり、それが民主主義社会を支え、わが国の繁栄につながるものと考えます。そのためには、公立図書館の重要性を全国に発信するとともに、全国の図書館づくりを支える施策が実施されることを願っております。

つきましては今回の参議院選挙に当たって、以下について貴党のお考えをお聞かせ下さい。(マニュフェストがあれば、その詳細な内容をお知らせ下さい。)

(1)公立図書館の振興・発展に関する政策

 (2)政策の中で特に「公立図書館の管理運営」に関するお考え

ご多忙のところ大変恐縮ですが、6月27日までに文書で下記連絡先までご回答下さいますよう、お願い申し上げます。

なお、ご回答は当会ホームページ等で公開させていただきますことをご了承下さい。

何かご不明なことがございましたら、どうぞご遠慮なく連絡担当迄お問い合わせ下さいますようよろしくお願い申し上げます。

【連絡先】 図書館友の会全国連絡会
事務局長 船橋佳子
(住所等省略)

【参考】「図書館友の会全国連絡会」HP

※個人情報保護の観点より事務局の連絡先はホームページでは非公開とさせていただきます。お問い合せは図友連HP メールフォームよりお願いいたします。

>> 「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状(PDF)

各政党への公開質問状・回答一覧

>>維新の党

>>日本共産党

>>自由民主党

>>社会民主党

>>民主党

>>生活の党

>>次世代の党

>>公明党

(以上、図友連事務局への到着順)

 

>>「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状・原文へ

【2014.12.11】「公明党」公開質問状回答

図書館友の会全国連絡会 御中

「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状に対する回答

 2014年12月
公明党

 公明党は、「子ども読書活動推進法」や「文字・活字文化振興法」の成立を実現させたほか、活字文化の復興に向けて新しい時代を開こうと国会決議による2010年の「国民読書年」の制定にも尽力してまいりました。公立図書館は、誰もが文字活字文化に親しめる地域の拠点として重要な役割を果たしています。公明党は各自治体において、公立図書館の振興・発展に取り組んでおり、図書館の新設だけでなく、「閉館時間の延長、開館時間の繰り上げなど利便性の向上を図る」「覚障がいのある人や、視力の弱い高齢者をサポートする音声読書機の設置」「弱視や老眼で小さな文字が読みにくい人などのために、書類や本の文字を拡大できる拡大読書器の導入」「音声や文字でパソコン上に再生できる「マルチメディアデイジー図書」(デイジー図書)の導入」「乳幼児を連れた保護者が気兼ねなく図書館を利用できる時間帯の設定」「読み聞かせの場を提供」など、地域の実情やニーズに応えて様々なサービスを拡充させてきました。読書を楽しめる場、情報提供機能を果たせる存在として、地域住民に役立つ図書館をめざし、必要な予算や専門職の確保などに努めていきたいと考えております。

「公明党」公開質問状回答(PDF)