令和 6(2024)年 5 月 28 日
国立国会図書館長 倉田 敬子 様
図書館友の会全国連絡会 代表 阿曾千代子
(住所は個人情報保護のため省略・原本には記載)
その他賛同 58 団体 75 個人
公立図書館の充実を求める要望書
私たちは公立図書館の振興発展を願い、全国各地で活動を行っています。
2019 年、公共図書館プロジェクトから活字文化議員連盟に託された提言『公共図書館-「新しい公共」の実現をめざす-』により、公立図書館に国立国会図書館が果たす責務の大きさが改めて明らかになりました。
私たちは全国書誌情報の普及が公立図書館の発展にとって欠かせないと考えています。また、民間MARCの寡占状態は、限りがある予算のなかで図書の購入に充てる費用が減少するなど、図書館運営に大きな影響があると危惧しています。そして、公立図書館が所蔵する貴重な地域資料等の価値を見出し、研究し、広く発信するための人的体制や、デジタル化に向けた十分な予算が確保されることが必要です。以上のことから、今回、次のとおり要望します。
ご多用のところ恐縮ですが、6 月 30 日までに図書館友の会全国連絡会に文書でご回答ください。
1 全国書誌データを、公立図書館がさらに利活用できるようにしてください。
2 公立図書館が所蔵する貴重な地域資料等のデジタル化について、公立図書館への制度面および技術面での支援をさらに進めてください。
連絡先 図書館友の会全国連絡会事務局長 船橋佳子
(住所は個人情報保護のため省略・原本には記載)
※代表および事務局長の住所等個は個人情報保護の観点よりホームページでの記載は省略させていただきます。ご了承下さい。
>> 公立図書館の充実を求める要望書(国会図書館宛)(PDF)※賛同団体一覧付