総務省事務方面談報告
日時:5月30日(火) 15時~16時
場所:総務省
面談者
総務省:
自治行政局行政経営支援室・二〇四〇戦略室
地方行革推進係長・(併) 経営支援係長 干場康尚
公務員部 公務員課 第一係長 渡邉雄太
行政経営支援室 総務事務官 森下海都
図友連:12名
2023年度質問書の回答、意見交換を行いました。
※面談内容は非公開とさせていただきます
令和5年5月30日
総務省 御中
図書館友の会全国連絡会 代表 阿曾千代子
(住所は個人情報保護のため省略)
地方自治を支える公立図書館の振興を求める質問書
私たちは公立図書館の振興発展を願い、全国各地で活動を行っています。
図書館は地方自治を支える重要な基盤です。その発展が地域を活性化させ、地域住民の活躍にもつながります。
昨年9月に要望させていただいたところですが、今回、4つのことについて次のとおり質問します。
ご多用のところ恐縮ですが、6月30日までに図書館友の会全国連絡会に文書でご回答ください。
1 平成22年に発出された留意事項について、その後明らかになってきた留意すべき点を反映した、新たな留意事項を検討されているでしょうか。指定管理者制度を所管している貴省には、制度が20年経過した時点での再評価や必要な見直しに取り組む責任があるのではないでしょうか。
2 「公の施設の指定管理者制度の導入状況等に関する調査」では図書館のみの状況はわかりません。図書館のみの状況を公表することはないのでしょうか。平成22年に発出された留意事項によってどれだけ指定管理者制度が機能し、行財政改革が進められたのでしょうか、あるいは新たに浮上した問題点があるでしょうか。見解をお聞かせください。
3 指定管理者制度のもとで、専門職としての司書の低賃金化が顕著になっています。見解をお聞かせください。
4 会計年度任用職員制度のもとで、経験が必要な司書が有期雇用により雇止めされています。見解をお聞かせください。
連絡先 図書館友の会全国連絡会事務局長 船橋佳子
(連絡先の住所・TEL・メールは個人情報保護のため省略)
令和4年9月8日
国立国会図書館長 吉永 元信 様
図書館友の会全国連絡会 代表 阿曾千代子
(住所省略)
その他賛同64団体
公立図書館の充実を求める要望書
私たちは公立図書館の振興発展を願い、全国各地で活動を行っています。
発足以来、総務省・文部科学省に公立図書館の振興を求める要望を行ってまいりました。
令和元年、公共図書館プロジェクトから活字文化議員連盟に託された提言『公共図書館 -「新しい公共」の実現をめざす-』により、公立図書館に国立国会図書館が果たす責務の大きさが改めて明らかになりました。
私たちは全国書誌情報の普及が公立図書館の発展にとって欠かせないと考えています。また、民間MARCの寡占状態は、限りがある予算のなかで図書の購入に充てる費用が減少するなど、図書館運営に大きな影響があると危惧しています。そして、公立図書館が所蔵する貴重な郷土資料や歴史文化資料の価値を見出し、研究し、広く発信するための人的体制や、デジタル化に向けた十分な予算が確保されることが必要です。
以上のことから、今回、大きく2つの課題について次のとおり要望します。
ご多用のところ恐縮ですが、9月30日までに図書館友の会全国連絡会に文書でご回答ください。
1 国立国会図書館法第7条の規定に基づき、公立図書館における全国書誌情報の活用を図るため、全国書誌情報と選書用近刊情報の普及・啓発を進めてください。
2 公立図書館が所蔵する貴重な資料のデジタル化について、公立図書館への支援を進めてください。
連絡先 図書館友の会全国連絡会事務局長 船橋佳子
(住所等連絡先は省略)
※代表および事務局長の住所等個は個人情報保護の観点よりホームページでの記載は省略させていただきます。ご了承下さい。